
🏠 在住者向けタイ詐欺・犯罪対策リスト(2025年版)
1. 金融・投資詐欺
- 💸 事例
- 日本人を狙った「高利回り投資話(不動産・仮想通貨・未公開株)」が持ちかけられる。
- 現地日本人コミュニティを利用し「紹介だから安心」と思わせる手口。
- 🛡️ 対策
- 「月利保証」など高利回りは100%詐欺。
- ライセンスの有無を**タイ証券取引委員会(SEC Thailand)**で確認。
- 投資は公式な銀行や大手証券会社以外には出さない。
2. 偽アプリ・フィッシング
- 📱 事例
- 政府や銀行を装ったLINEメッセージで「補助金申請」「未納料金」などを通知。
- 偽アプリをインストールさせ、口座から資金が抜かれる。
- 🛡️ 対策
- アプリはGoogle Play / App Store 公式のみから入れる。
- SMS・LINE経由のリンクは絶対にクリックしない。
- 銀行は必ず**二段階認証(OTP)**を設定。
3. 不動産・賃貸関連トラブル
- 🏘️ 事例
- 「登記できる」と言われて購入したコンドが実は外国人購入不可物件。
- 賃貸で「デポジット返還拒否」や修繕費の水増し請求。
- 🛡️ 対策
- 売買は必ず弁護士を通す。
- デポジット返還は契約書に明文化。入居時・退去時に写真で証拠残し。
4. ビジネス関連詐欺
- 📑 事例
- 「優遇ビザを取れる」と言われ、数十万バーツ払ったが取得できず。
- パートナー企業が「政府案件」と称して金を集め、そのまま消える。
- 🛡️ 対策
- ビザや許可はBOI(投資委員会)や移民局公式サイトで確認。
- 「政府案件」を名乗る商談は、契約書+公式文書を必ず要求。
- 弁護士や会計士を通さない直接契約は避ける。
5. 人間関係トラブル
- 💔 事例
- 現地の交際相手が「病気」「家族の事故」を理由に金銭を繰り返し要求。
- 離婚時に財産分与・養育費をめぐって裁判沙汰。
- 🛡️ 対策
- 金銭貸与は必ず**借用書(タイ語・署名入り)**を作る。
- 結婚・離婚は法律的な手続きを理解しておく。
- 感情だけで不動産・車を相手名義にしない。
6. 日常生活での小規模詐欺
- 🚗 事例
- 交通事故を起こしていないのに「当てられた」と言いがかりをつけられる。
- 修理業者に頼んだら見積もりより倍額を請求された。
- 🛡️ 対策
- 自動車保険は車両・対人ともフルカバー必須。
- 修理・工事は見積書と領収書を必ず残す。
- 事故時はその場で示談せず、保険会社を呼ぶ。
7. 国際犯罪・越境詐欺の巻き込み
- 🌐 事例
- 日本人高齢者を狙った「医療費還付詐欺」の拠点がパタヤで摘発。日本人名義の銀行口座が使われていた。
- 知らずに詐欺組織の口座レンタルを手伝い、共犯扱いされる。
- 🛡️ 対策
- 口座・SIMカードの貸し借りは犯罪行為。絶対にやらない。
- 知人から「名義だけ貸して」と頼まれても拒否。
8. 健康・医療関連の詐欺
- 🏥 事例
- 偽医師や資格のないクリニックで美容整形 → 後に健康被害。
- 外国人料金で法外な治療費を請求される。
- 🛡️ 対策
- 病院は大手の国際病院(Bumrungrad、BNH、Samitivejなど)を選ぶ。
- 小さなクリニック利用時は医師免許掲示の有無を確認。
- 海外医療保険に加入しておくと安心。
✅ 在住者向け安全チェックリスト
- 投資は「高利回り」に手を出さない
- 銀行・政府からの連絡は公式アプリで確認
- 不動産契約は必ず弁護士を通す
- ビザ・許可は必ず公式情報で確認
- 金銭の貸し借りは書面を残す
- 保険(医療・自動車)は必ず加入
- 名義貸し(口座・SIM)は絶対にしない
- 病院は国際的に認められた施設を利用
観光客と比べると、在住者は「生活・契約・人間関係」での詐欺・トラブルが圧倒的に多いですね。