タイが大好きで念願のタイ移住をやっと叶えた人達でも数年を過ぎるとストレスのピークが来るようです。今日はその理由を考察してみました。
まず一つ目は1日の中で外せない「食事の際のストレス」です。
あなたは「微笑みの国タイランド」というキャッチフレーズを聞いたことがあると思います。
しかし現実は・・・タイ人は「ほとんど微笑まない」と感じませんか?
例えば・・・
レストランやお店に入ってもあいさつもなく、無表情な店員・・・
メニューを下さいと言っても面倒臭そうな顔してメニューを持ってきて・・・
注文のために呼べばため息・・・
注文が聞き取りにくければ舌打ち・・・
日本なら即クレームの嵐になりそうな話ですね。
「微笑みの国タイランド」とは言われていますが、その真実性には疑問があります。
「微笑みの国タイランド」は観光業や国のイメージづくりの一環として使われることもありますが、それが常に全ての人々に当てはまる真実とは言い切れません。観光客はお金を落としてくれる人との認識から「微笑んむ」のです。
しかし、その一方でタイには社会的な問題や課題も存在します。格差や貧困、労働者の権利や人権の問題など、深刻な現実があります。また、性産業や人身売買などの闇の部分も存在し、それらによって多くの人々が苦しんでいます。これらの問題は苦しいので、「微笑む」ことは難しいと思ったほうが賢明です。
一部のタイの人々の微笑みには温かさと魅力がありますが、同時にその背後にある真実も忘れずに認識することが大切です。
2つ目は「タイ人の拝金主義的な考えや行動」です。
例えば・・・
地位の高いタイ人と話すと結局は金の話になる・・・
警察案件でもお金で解決できる・・・
表向きは良いことを言っていても裏では金儲け・・・
日本人から見ると所謂下品な人たちに見えますね。
タイには拝金主義の傾向があると言われています。お金や物質的な豊かさへの執着が強く、社会の価値観や人々の行動に影響を与えていると言えます。
一部の人々は、成功や幸福をお金や物質的な所有物の量で測ろうとする傾向があります。
消費社会の中で、高級ブランドや贅沢な生活が求められ、社会的な地位や成功はお金によって評価されることが多いように感じられます。
拝金主義が進む一方なので、人々の間にはお金に対する執着心や欲望が生じ、道徳的な価値観や人間関係に悪影響を及ぼすこともあります。このような状況では、個人の幸福や人間性がお金や物質に依存してしまい、本来の価値や喜びを見失ってしまうこともあります
3つ目は「タイの社会は絶対的な階級・階層社会が残っている」ため。
例えば・・・
タイは絶対的な階層社会で民主主義は未だ浸透せず、クーデターが頻発する・・・
歴史が浅い政党が多く内容が希薄で風見鶏で確固たる方針がない・・・
「お金持ち」の「お金持ち」による「お金持ち」のための政治にしか見えない・・・
人間は平等であると教育された日本人には、違和感を覚える社会なのです。
タイは階層社会です。タイの階級は非常に複雑な構成になっており、タイ人の間においても一般的な知識とは言えないほど難解である。また、こうした階級に基づく称号などはしばし省略されることもある。タイ人のキャラクターを考えるときに、忘れてはならないのは「階層」というバックグラウンドです。
タイの階層社会とは・・・
階層間で、目に見える場所、見えない場所、すべてが全く違うのです。
タイでリタイヤメントビザで滞在している人にはこの階層社会が感じられない人や見えない人もいるのではないでしょうか。
上流階級(王族、それに準ずる人、大金持ちなど)
中流階級(いわゆるホワイトカラー、医者、経営者、大学ー大学院卒などの高学歴たちなど)
下流階級(ブルーカラー、農民、学歴がないものなど )
滞在中に感じるさまざまなストレスを乗り越えて、タイ暮らしを続けたその先にあるタイはどんな世界が見えるのでしょうね。
皆様のご意見をお待ちしていますので、メッセージを下のコメント欄より投稿いただけると幸いです。