タイ渡航前後でタイ語の学習方法は同じでいいのか?

タイ渡航前に取り組むタイ語学習と、タイ現地で始めるタイ語学習の違いを整理してみました!
1. 環境の違い
● 日本で学ぶメリット・デメリット
- メリット
- 日本語で説明してくれる教材や講師が多い
- 文法や基礎単語をじっくり学べる
- 自分のペースで予習・復習しやすい
- デメリット
- リアルな“生のタイ語”に触れる機会が少ない
- 聞き取り訓練が机上に留まりがち
- モチベーション維持が難しい(タイに行く実感が湧きにくい)
● タイ現地で学ぶメリット・デメリット
- メリット
- 毎日“本物の会話”に触れられる(買い物・挨拶からスタート)
- 発音の細かいニュアンスを肌で習得できる
- 学習意欲がアップ!“使わざるを得ない”環境が鉄則
- デメリット
- 初期は何を言われているかサッパリ…で心が折れやすい
- 文法の説明をタイ語で受けると混乱することも
- 「なんとなく通じた」で終わりがちになり、誤用がクセになる恐れ
2. 目的別おすすめ学習法
目的 | 日本滞在中 | タイ現地 |
---|---|---|
基礎文法・単語習得 | テキスト+オンライン講座(日本語解説付き) | 既習フレーズを現地シチュエーションで実践 |
リスニング強化 | 音声教材・YouTube(タイドラマ/バラエティ) | ローカルテレビ・路線バスのアナウンスでシャワー学習 |
会話力アップ | オンラインの「タイ語会話カフェ」 | ローカル語学学校・タイ人の友人とのチャンチャット |
文化理解 | 文化講座/書籍 | 屋台めぐり・お祭り体験でリアルに肌感覚インプット |
- ノートに書くだけの学習
- オンラインタイ語レッスン
- タイドラマなどを見て学習
- タイカラオケで歌う練習
これらの活動はタイ語の習得に何らマイナスにはなりませんが、これで満足してしまうと現地でタイ人と話すきっかけに結びつかず、学習期間や学習量に比例してもタイ語を話せるようにならない可能性があります。
3. お互いを補完する“黄金コンビ”
- 日本で「下地づくり」
- 発音記号や文字(タイ文字)の基礎を固める
- 旅行会話フレーズを暗記しておく
- タイで「ブラッシュアップ」
- 身振り手振りと組み合わせて実践 → すぐ直してもらう
- 先生にも「日本で●●までは勉強済み」と伝えて、レベル合わせしてもらう
- アプリ+現地ノート
- 通勤・通学時間はスマホアプリ(Anki, Mondlyなど)で復習
- 気づいた表現や単語は現地ノートにガシガシ書き留め
4. 注意ポイント
- 「なんとなく通じた」は危険!
後から間違いがクセになってしまうので、タイ現地でこそ文法や発音の確認をしっかり。 - 学習の“飽き”対策
日本ではゲーム感覚のアプリ、タイでは現地グルメ探検や友達とチャレンジ学習など、楽しみながら続ける工夫を。 - コミュニティ活用
日本のタイ語サークルも、タイの語学学校の交流イベントも、どちらもフル活用しよう!
まとめ
- 日本で学ぶ → 文法と基礎を固める“土台づくり”
- タイで学ぶ → 実践と“生きた表現”を磨く“仕上げ”

両方をうまく組み合わせることで、効率よく&楽しくタイ語を身につけられます。まずは日本で簡単なフレーズを覚えておいて、現地に着いたら思い切って「使いまくる」ことが成功のカギですよ!

皆様のご意見をお待ちしていますので、メッセージを下のコメント欄より投稿いただけると幸いです。